ベーシストなら知っておきたいベースのイコライザーとは?

アンプやエフェクター、ベース本体にあるイコライザー(EQ)

ベーシストであれば、一度は目にされていると思います。

このイコライザー、どういう意味でどのような働き方をするのか知っていますか?

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イコライザー次第でベースの音質やバンドアンサンブルが大きく変化、影響を与える働きがある事はなんとなくわかるかと思います。

イコライザーには種類もあるので今回は、ベースの音作りの肝となるイコライザーと種類はどういうものがあるか紹介します。

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イコライザー

音楽的なイコライザーは、音声信号の特定の周波数帯域を強調したり減衰(カット)させたりする事で音質の補正(平均化)音質の明確化などの改善といった意味合いまた機器になります。

要するにベースで解説すると、鳴らしている音を高域・中域・低域などの特定された周波数帯域を個別に調整して音質を変えられるという事です。

そして、ベースアンプには何故イコライザーが備わっているのかというと、ベースの音には倍音が多く含まれているため細かい音の調整が必要とする場面が多いからです。

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イコライザーのつまみの種類

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イコライザーで周波数を調整するつまみ。

音質を調整する際、大きく分けて2つの種類があります。

それは、パラメトリックイコライザーグラフィックイコライザーです。

各特徴があるのでみていきましょう。

パラメトリックイコライザー

上の図のベースアンプ(acoustic B200H)で赤く囲んでいる部分が、パラメトリックイコライザー。

調整つまみとしては、特定の周波数を増加減衰を左右に回して調整するノブ式であるものが多いです。

アンプもそうですが、プリアンプ搭載のアクティブベースにも3バンド(例:高域、中域、低域)、2バンド(例:高域、低域)といったパラメトリックイコライザーが多く見られます。

実際のアンプなどの表記では、HIGHまたはTRIBLEMIDLOWまたはBASSなどがあります。

そして、パラメトリックイコライザーの内容ついては調整つまみだけではありません。

特徴としては音に対して調整する中心となる周波数(Frequency(フリケンシー))や調整する帯域の幅(Q)、ゲインを調整をするができます。

特に帯域の幅では、周辺の帯域となだらかにつなげる事ができるので積極的なサウンドメイクをすることができます。

また特定の周波数で高域、低域など分けてその部分を増加減衰させるシェルビング型と、特定の周波数だけを増幅減衰させるピーキング型(ピークディップ型)があります。

グラフィックイコライザー

上の図のベースアンプ(ampeg svt3-PRO)で赤く囲んでいる部分が、グラフィックイコライザー。

調整つまみとしては、縦に上下して調整するスライド式であるものが多く見られます。

そして、特徴としてはパラメトリックのように、音に対して3つの特性(調整する中心となる周波数(Frequency(フリケンシー))、調整する帯域の幅(Q)、ゲインを調整)がある程度決められた周波数毎に分割して調整ができます。

ちなみにその分割される周波数については、可聴周波数全域をオクターブ単位で分割されるものが多いです。

また、分割の数は5、7、13、31といった奇数である事も多いです。

まとめ

イコライザーの基本的な内容を今回紹介しました。

イコライザーとは、周波数帯域で音質を変える事でより良いアンサンブルを生みだします。

またイコライザーの種類には、大きく分けてそれぞれ特性のある2つの種類がありましたね。

  1. パラメトリックイコライザー
  2. グラフィックイコライザー

次回は、音抜けにも関わってくる各周波数の特性について紹介します。

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