ベースイコライザーで抜けるサウンド!おすすめするエフェクター5種類

前回紹介したイコライザーによる周波数特性についてはいかがでしたでしょうか?

なるべくわかりやすくまとめました。

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イコライザーは、周波数毎にベースの音質へ影響が得られる事が理解頂けたかと思います。

関連記事:

イコライジングによってベースの音が決まる?周波数の特性

ベーシストなら知っておきたいベースのイコライザーとは?

今回は前回を基におすすめするイコライザーのエフェクターを紹介します。

イコライザーとは

音楽的なイコライザーとは、音声信号の特定の周波数帯域を強調したり減衰(カット)させたりする事で音質の補正(平均化)音質の明確化などの改善といった意味合い、またその機器になります。

要するにベースサウンドで解説すると、鳴らしている音を高域・中域・低域などの特定された周波数帯域を、個別に調整して音質を変えられる音響機器

イコライザーの種類

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イコライザーの種類には大きく分けて2つあり、特性については以下。

  • パラメトリックイコライザーつまみはノブ式が多く、簡易的にある程度決められた周波数帯域などを調整ができる。
  • グラフィックイコライザーつまみはスライド式が多く、細かく分けられた周波数帯域毎に調整ができる。

周波数帯域による音質の変化

チューニングによる基準周波数は440Hzですが、基本的なベースの各弦の周波数は以下です。

41Hz→E弦 開放音

55Hz→A弦 開放音

73Hz→D 開放弦

98Hz→G 開放弦

帯域毎による周波数と特性

  • 32Hz125Hz:重低音として感じ、重量感や体感の太さが出る低域。
  • 125Hz250Hz:低音に対して厚みが出る中低域。
    ※125Hzは、音抜けを生みだすポイント
  • 250Hz500Hz:ベースのキャラクターを決め、音量感が出る中域。
  • 500Hz1KHz:ベースラインの存在感が出て、音色の輪郭を生みだす中高域。
  • 1KHz4KHz:ベースラインをさらに際立たせ、音程感が出る高域帯域。
  • 4KHz8KHz:ピッキングのニュアンスやキレが出る高域。

おすすめする5つのイコライザー

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おまたせしました!

おすすめするイコライザーを紹介します。

BOSS / GEB-7

ベースイコライザーを探している人が必ず出会うのがBOSSのGEB-7。

グラフィックイコライザーとして最も有名でリーズナブルな機種かと思います。

バランスの良い周波数帯域の採用により、音のキャラクターを決めやすく迷った際はコレ!と言っても良いでしょう。

TECH21 / Q STRIP

プリアンプSansAmpでお地味のTECH-21のパラメトリックイコライザー。

ベースだけでなくギターもカバーするマルチな機種です。

サウンドの肝となる中域を下段にある2つのノブにより、周波数を設定し上段のMIDノブで調節でき理想的な音質を作り出します。

PROVIDENCE / DUAL BASS STATION DBS-1

ベース専用のプリアンプとしての立ち位置ですが、原音に忠実でMID FRQEがそれぞれ2chに分けてあるためフットスイッチの切り替えで、フィンガーピッキングやスラップ、ピックピッキング奏法などによって使い分ける事ができます。

また、元々の音を活かしつつ、レベルの設定次第でブースターとして仕様する事も可能です。

MXR / M109S SIX BAND EQ

M109S SIX BAND EQのアップグレード版。

元々ギター用のエフェクターですが、6バンドのグラフィックイコライザーで100Hzや200Hzと言った中低域を細かく調整ができるためベース用としても使われています。

小型ですが、パワフルな音が得られ操作しやすいのが人気を得ています。

MXR / M108S 10 Band Graphic EQ

同じMXRのグラフィックイコライザーで人気を誇るM108 10 Band Graphic EQのアップグレード版です。

M109S SIX BAND EQのようにギター専用としてのイコライザーですが、ベース用としてもしっかり実力を発揮する機種と言えます。

31.25Hz〜16KHzの内10バンドの調整が細かくできるため、より積極的なサウンドメイクができますが、上級者向きかもしれません。

※後半にベースでのデモンストレーションがあります。

まとめ

イコライザーを通すだけで、ただ音質の補正による抜けるサウンドが得られるだけでなく、バンドアンサンブルでのベースの立ち位置を細かく調整をとる事が可能です。

なんとなく自分のベースが聞こえない、埋めれて聞こえてくるなど引っかかる事がありましたら、ヘッドアンプを含めイコライザーの調整について注目すると良いかもしれません。

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