ベースに使うDIのおすすめはどれ?ーアクティブタイプ編ー

前回までご紹介したDIについていかがでしたでしょうか?

パッシブタイプのDIは、アクティブタイプの前から存在していても健在である事がおわかりいただけたかと思います。

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今回はアクティブタイプという事で紹介しますが、DIはシールド(ケーブル)やエフェクターのように、ベース・サウンドに影響を与え且つミキサーに最適な状態で伝送します。

そしてDIの種類は、パッシブタイプとアクティブタイプ(電源が必要)の2種類とDI機能だけではなく、音作りもできるプリアンプ機能を持ち合わせたプリアンプタイプがあります。

今では多くのDIが発売されていて、何を選んで良いのかわからない方もいらっしゃると思います。

今回は、おすすめするアクティブタイプのDIを紹介します。

DIとは?

DIの単語は、ダイレクト・インジェクション・ボックス(Direct Injection box)の略語になります。

DIの役割・効果としては、音の信号をアンプやミキサーへ分けられる事ができることもできますが、大まかに分けて2つ有ります。

  1. インピーダンス変換とマッチング
  2. アンバランス信号からバランス信号への変換

要はベースからミキサーへと信号を送る際に、ノイズ高域音の減衰などを抑えた最適な状態で送るようにする役割または効果があります。

DIについての詳細は以下の記事にて解説しています。

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アクティブタイプのDI

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9V電池やミキサーからのファンタムなどの電源が必要です。

そして、アクティブ回路に備えられたFETなどのトランジスタにより、十分な効果と安定性を得られます。

アクティブタイプが定番となっています。

  • メリット
    ・信号レベルの減衰が限りなく少なく、十分にローインピーダンスへの変換が可能。
  • デメリット
    ・アクティブ回路を駆動するための電源が必要。
    ・使用する回路方式や回路素子の選定によって音質が決定するため、音質劣化などないように回路設計の際に配慮が必要。

オススメするアクティブタイプのDI

引用元:https://www.soundhouse.co.jp

アクティブタイプのDIは特に回路方式や回路素子の選定によって音質が決まると言われている分、メーカーや機種ごとによっても音質が変わります。

では、人気でおすすめのパッシブタイプのDIを紹介しますね。

BOSS ( ボス ) / DI-1

引用元:https://www.soundhouse.co.jp

ど定番と言えるBOSSのDI1。
高インピーダンスの入力回路によりエレキ・ギター、エレキ・ベースなどを直接接続が可能で、オート・パワー・オン/オフ回路を装備しているため、入力信号がなくなると自動的に電源が切れます。
フェイズ・スイッチによりバランス・アウトの極性を切り替えることが可能であったりなど多彩な機能を装備しています。

AVALON DESIGN ( アバロンデザイン ) / U5

引用元:https://www.soundhouse.co.jp

楽器やスピーカーからの信号を、本来持つサウンドキャラクターを損なうことなく、バランスの取れたピュアな信号でマイクレベルのダイレクト信号に変換するDIです。

また、クオリティは絶大で多くのプロミュージシャンの使用機材として目にするほど人気があります。

ベースへの使用の他には、アコースティックギターや鍵盤系などでも使用する事が可能です。

RADIAL ( ラジアル ) / J48

引用元:https://www.soundhouse.co.jp

多くのアクティブDIで起こる電子特性の問題を解決し、楽器が持つサウンドを忠実に再生することが出来るファンタムパワー駆動のアクティブDI。

また、位相反転スイッチや15dBパッド・スイッチの他様々な機能を備え、その中でもステレオ to モノ・マージ・スイッチによりINPUTとTHRUに挿した信号を内部でミックスを行い、その信号をメインXLRから出力出来るようになります。

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RUPERT NEVE DESIGNS ( ルパート・ニーブ・デザイン ) / RNDI

引用元:https://sunphonix.jp

名機を数多く世に送り出してきた伝説的技術者ルパート・ニーヴ氏により設立されたメーカーのDIボックスです。

カスタム設計により、重要な要素を慎重に調和した個性と活力溢れるダイレクトサウンドを実現。

ポータブルかつパワフルで、楽器とアンプそれぞれのサウンドを際立たせることのできる実力を備えています。

まとめ

アクティブタイプのDIが主流となり、今ではスタジオやライブなどで持ち込むミュージシャンが多くなってきていますが、特にAVALONの人気はすごいです。

しかし、それを鵜呑みにして理想の音へとは遠退いてしまう可能性もあるので、やはり可能であれば楽器店で様々なDIを試奏する事をおすすめします。

いち早く、理想の音へ近づけるDIが見つかると良いですね。

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