ベースやギターの「ギグバック」や「ギグケース」、いわゆるケースはモノによっては消耗品となりますが、新しいケースを選ぶにはどの点を注意したら良いのでしょうか。
前回の記事より、ケースには大まかに薄手の記事と弾力材で作られているソフトケース、木製などで作らているハードケース、厚手の記事と弾力材などで作られているソフトケースとハードケースの中間に位置するセミハードケースの3つの種類があることがわかりました。
前回の記事→『 ベースのケースは何が良い?3種類のケースの特徴』
今回は、迷った時に役立つケースを選ぶポイントを紹介します。
ケースを選ぶポイント
[ad#kb5]これからいくつかのポイントがあるので紹介しますが、その前に必ず実施して頂きたい事があります。
ケースに限らず楽器選びもそうですが、必ず手に取って確認をする事です。
実際に手に取る事で、普段の使用時の確認や品質の確認をすることができ、適正な購入判断情報を得ることができるからです。
それではポイントを紹介いたします。
収納部分(ポケット)
チューナーやシールドなど、何かと持ち運ぶものはありますよね。
収納部分(ポケット)に収納することができれば、余計にカバンを用意しなくても済みます。
ソフトケースとセミハードケースについては、収納について優れているものが多いです。
A4サイズのノートやスコアなどすっぽり入ったりします。
ハードケースには、ポケットはありませんがちょっとした収納スペースがあります。
しかしコンパクトボックスタイプのチューナーなど前者より収納することは難しいでしょう。
防水性
音楽活動をしていると晴れの時もあれば、雨や風、雪の時もあります。
そんな中、防水性があるケースだと楽器にとって安心ですよね。
ソフトケースは防水性のものは数はあまりありません。
防水スプレーは少しの移動であれば効果があるかと思いますが、外の移動距離があったりすると効果は得られません。
そんな時は別途カバーをつけたり、大きいビニール袋をかぶせる方法もあったりします。
セミハードケースは作りがしっかりしているものが多いのと、防水加工を施していたりするものがあります。
アフターケアをすれば安心して使用できるかと思います。
また、カバー付きのものあったりします。
ハードケースは表面が布でないものが多いのでこちらもアフターケアをすれば安心して使用できるかと思います。
注意して頂きたいのは、極力濡らさないようにする事を心がけましょう。
重さ
3種類の中で重さを比べたら以下になります。
重い ハードケース > セミハードケース > ソフトケース 軽い
持ち運びするなら楽器本体の重さを考えて軽い方が良いですね。
可能であれば実際に手に取ってみましょう。
また、ケースによっては両肩に背負えるタイプもあるので負担のかかり具合を確認すると良いです。
値段
値段も重要なポイントですね。
誰もが機能性や質が良く、なるべく安く購入したいのが本音だと思います。
ソフトケースは数千円〜5千円台ほどまであります。
セミハードケースとハードケースは7千円〜3万円台まで幅があります。
値段が高いほど利便性が高いとは限らないので、やはり実際に手に取りご自身の予算との折り合いをつけると良いでしょう。
おすすめ
[ad#kb5]おすすめするケースを挙げると前回で紹介しましたように、セミハードケースの「MONO」製品です。
前回の記事→『 ベースのケースは何が良い?3種類のケースの特徴』
理由はとにかく丈夫!
防水加工も施されていてバイクで転倒した時も楽器は無事でした!笑
そして大口のポケットとヘッド側にドライバーなどを入れるポケットがあったりします。
しかし、お値段が高いというのが正直なところ。
もっと手頃なものを紹介すると、ソフトケースの「KC」製品です。
大口の収納ポケットの他に小ポケットもあり、厚手の弾力材と内部はベースを固定するベルトもついています。
また、ソフトケースにはあまり見られないボディの下にプロテクターがついており、縦置きした時の底を守ります。
ハードケースのおすすめだと「SKB」製品になります。
ハードケースといえば重量がかなりあるイメージがありますが、SKB製品のハードケースはABS樹脂製のため軽量化されています。
プレシジョンベース、ジャズベースの両方を収納することができます。
まとめ
あまり外に持ち運ばない方は、高価なケースを選ばなくても良いと思います。
持ち運びが多い方は、ある程度しっかりしたケースを選ばないと1年や2年でボロボロになってしまいます。
その為にも今回ご紹介したポイントで直に手に取り、納得のいくケースを選ぶと良いかと思います。
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