自分のベースを手に取り、なんか音色が物足りない。
自分の理想の音色に近づけたいなど思われた事はないですか?
著者もこの問題に直面した事があります。
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特に廉価版のベース。
要は価格帯が低い楽器になるほど、良い音色を奏でるベースというのは少なくなります。
確かに価格が安いベースでも、驚くほど良い音色を奏でるベースもありますが、そのベースを探すとなると膨大な時間を費やす事になりそうですよね。
そこで、今回は代表的なベースの音色を良くする3つの方法を紹介します。
ピックアップ
一番認知度が高いのがピックアップを替える事ではないでしょうか。
結構第三者が聞いてもわかるくらい音色が変化するので、ピックアップを交換する方も多いですね。
ピックアップによって特徴が異なり、高価でベースとの相性も関わってくるので慎重に選定をする事になります。
また、ベースには代表的に以下の種類があります。
- ジャズベースタイプ
- プレシジョンベースタイプ
- ミュージックマンタイプ・スティングレイ
代表的なピックアップをあげると以下があります。
ジャズベースタイプ
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Fender(フェンダー)Custom Shop ’60s Jazz Bass Pickup Set
このピックアップは中低域の出力をアップするのが特徴的なモデルになります。
Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) Bell Bottom
このピックアップは、Made In Tokyoのオリジナルピックアップで、アンサンブルの土台を崩すことなくドライブさせる心地よい中低域が特徴です。
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) Apollo Jazz Bass Set
このピックアップは、アグレッシブなアタック感と豊かな中域が特徴です。
BARTOLINI ( バルトリーニ ) 9S L/S
このピックアップはBARTOLINI製の中でも代表的なモデルで、ディープなトーンでマイルド且つ芯のあるサウンドが特徴です。
LINDY FRALIN ( リンディーフレーリン ) Jazz Bass Set
このピックアップは重圧感のあるトーンが特徴で、ジャズベ用リプレイストメントPUの最高峰ともいわれています。
プレシジョンベースタイプ
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Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) PB Vintage
このピックアップは、初期の60’s JB サウンドをモチーフに、広いレンジと、スピード感、抜けの良さ、芳醇な倍音を含みながら、ローのパンチ感をうっすら持ち上げるのが特徴です。
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) SPB-3 Quarter Pound P-Bass
このピックアップは、低域から高域までベースギターの鳴りを確実に捕らえ、ファットで迫力のあるミッドレンジを生み出すのが特徴です。
ミュージックマン・スティングレイタイプ
NORDSTRAND PICKUP ( ノードストランドピックアップ ) MM4.2
このピックアップは、ヴィンテージのミュージックマンピックアップを完全に再現したのが特徴です。
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) SMB-4A Music Man Alnico V
このピックアップは、周波数の分布範囲を低域と高域の両端に拡張させることで、よりウォームな低音と細密な高音を得られるのが特徴です。
DELANO ( デラノ ) MC-4 AL-V4
このピックアップは、骨太で粘り強くワイルドで、暖かみのある低域にその輪郭をカバーする様な存在感抜群の中低域、音程感を際立たせるヌケの良い中高域にパーカッシブな高域が得られるのが特徴です。
シールド(ケーブル)
シールドについても知っている方が多いと思いますが、シールドによって音色が変わります。
代表的なシールドと言えばBELDEN 8412、またはBELDEN 9395が人気があり、ベースの他にギターにも使用されます。
BELDEN 8412
8242の特徴は、中底音域が強調されたサウンドで音に芯のある太さのサウンドとなる傾向があります。
BELDEN 9395
9495も低音域が強調され音に芯のある太さのサウンドが得られます。
その他
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モンスターケーブル(ベース用)やEX-PRO FA series、KAMINARI Electric Bass Cable、PROVIDENCEなどがあります。
コンデンサ(キャパシタ)
出典元:https://images-na.ssl-images-amazon.com/
意外と知られていない良い音色にする方法としての1つがコンデンサの交換。
コンデンサには、高域成分を与えるパーツになるのでトーンコントロールに関わってきます。
高音域が高いと硬い音色、高音域が少ないと中低域が表に出てくるので丸みのある音色にすることとなります。
ベースでは、0.047μFのコンデンサが使われることが多いです。
コンデンサの材質により、特性が変わるため音色にも影響されるわけですが、ベースに使われる主な種類としては以下の3種類があります。
- オイルコンデンサ
- フィルムコンデンサ
- セラミックコンデンサ
コンデンサを交換してみると、あまり変化がないものがあったり、劇的に変わるものがあります。
それはベース個体との相性によるのですが、代表的なコンデンサは以下になります。
オイルコンデンサ
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低音が太くてアタックとサスティーンが得られるのが特徴です。
DEL RITMO Black candy 0.047uF/630VDC ビタミンQ
Russian Military Russian Military 0.047uF 400V Vitamin Q
フィルムコンデンサ
奥行きがあって枯れたような音になるのが特徴です。
Mallory 150’s 0.047uF
CBB22 0.047uF 630V
MONTREUX Sprague Orange Drop 0.047uF 400V
セラミックコンデンサ
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サスティーンに欠けるように感じるが、アタック感の綺麗さと太さや硬い音を得られるのが特徴です。
SCUD セラミックコンデンサ0.047μF
その他:ワックスコンデンサ
引用元:https://auctions.c.yimg.jp
ヴィンテージコンデンサとしてワックスコンデンサというものがあります。
ヴィンテージと呼ばれているので、当然デッドストック扱いです。
著者の所有しているベースには以下のワックスコンデンサが取り付けてあります。
10種類ほどのコンデンサを試した中で、劇的に音色が良くなったのがこのワックスコンデンサ。
しかし、まだ販売されていることもあるので試してみる価値はあるかと思います。
SPRAGUE 0.047uF 400V NOS VINTAGE WAX PAPER CAPACITOR 50’s
その他
オンボードプリアンプ(アクティブサーキット)
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アクティブベースに搭載されているのがプリアンプ(アクティブサーキット)。
このプリアンプにも種類によって音色が変わってきます。
どういう音かというと高域と低域が効いたドンシャリの音や、マイルドな音色になるなど様々です。
パッシブベースにプリアンプを搭載しただけで、マーカスミラーのような音色になることもあるとか。
アクティブベースを所有されている方は、試してみる価値はありそうですね。
代表的なプリアンプといえば、
- BARTOLINI(バルトリーニ)
- AGUILAR(アギュラー)
があります。
BARTOLINI XTCT
BARTOLINI NTMB+GF
AGUILAR OBP-3TK
Aguilar OBP-2SK
まとめ
音の好みには人それぞれで、パーツを変更して必ずしも音色が良くなるかは実際に取り付けてみないとわからないです。
最悪音色が悪くなる可能性も・・・。
そうならないためにも可能であれば、いくつかのパーツを集めた上で実装すると良いですので試してみてくださいね。
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