Salut!!
ライブ中もそうですが、練習している中で急にベースの音が出なくなったことはありませんか?
突然音が鳴らなくなってしまっては、次の練習時、またライブの途中で音が出なくなってしまうのではないかと不安要素になりますよね。
そんな時、どうすれば良いのでしょうか?
以前の記事では、ライブ中によくあるトラブルについて紹介しました。
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ライブの真っ只中!ベースのトラブルで音が出ない3つの原因
今回は、日常の中でベースの音が出なくなるよくある可能性を4つあげたいと思います。
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4つの可能性
エレキトリック・ベースやエレキトリック・ギターなどのは丈夫そうに思えそうですが実は結構繊細な楽器です。
メンテナンスをしてあげないと音が出なくてなったり、最悪修理をする事になったりします。
どういう措置が必要かもみていきましょう。
ジャックの錆
ベースからアンプまで直接繋いでいるのに何故か音が出ない。
シールドからアンプまで直接繋いでいるのに・・・
ベースを長く使っているとこういった経験をされた事が誰しもあるかと思います。
これって実は普段のメンテナンスが行き届いていない可能性があるんです。
空気中などの湿気、いわゆる水分により錆を引き起こしているのですが、
外からは見えないジャックの状態は、月日が経つにつれ少しずつ錆を帯びてくるんですね。
そのシールドとジャックの鉄の間にできた錆によって、接触不良が起こります。
ここで接点復活剤を使えば、いいのではないか!と思いやすいのですが、それはあくまでも一時的な措置にすぎないのです。
なので、ジャックを交換されるか、ジャックの清掃を行う事で改善するでしょう。
断線
[ad#kb5]電気系統の部分は楽器内に内蔵されており、蓋がされていて電気系統をいじらない限り断線は起こらないと思われそうですが、稀に部品の導線が断線していることがあります。
原因としては、特に部品の導線が長かったりすると楽器の使用で起こる振動にて起こります。
電気系統の蓋を開けると断線については目視でわかりやすので、導線が部品から断線までの長さで足りるようであればハンダ付けを行いましょう。
ハンダ付けというのは、鉛とスズを主成分にした合金の線(ハンダ)を熱で溶かし、金属を接合することです。
実際にハンダ付けをする前に、ハンダ付けの練習をした方が良いです。
下図はハンダ付けしている様子。
ハンダ付けの劣化
稀に起こるのがハンダ付けの劣化。
ハンダ付けされているところが剥がれていたり、目視ではわからない断線を引き起こしてることがあります。
テスターで確認することができたり、できなかったりしますが全ての部品のハンダ付けをし直す事で改善されます。
キャパシターの劣化
出典:http://blog-imgs-15.fc2.com
頻繁に起こる訳ではないですが、キャパシターの劣化で音が出なくなることがあります。
キャパシターというのは、日本ではいわゆるコンデンサーのこと。
ちなみに英語ではキャパシターと言い、コンデンサーは別の意味になります。
キャパシターの働きは簡単に説明すると、トーンの調整であり中音、低音に影響を与える働きがあります。
このキャパシターで音が出なくなるのは、特にヴィンテージ類の楽器に起こりやすいです。
理由は、キャパシターに電気が流れることで痛みやすくなるからです。
ヴィンテージのベースなど、ほぼ中古のものとなりますので50’s、60’s、70’sの間使われている事になりますので、その年数分電気が流れていることになりますね。
キャパシターが原因だと交換するしかないので、新しいキャパシターを購入しましょう。
またキャパシターの故障判断は、テスターで抵抗値を計り短絡してないかという方法などがありますが、目視だけではわかりずらいです。
特に素人ではなかなかの判断がつかないと思いますので、安いセラミックコンデンサに付け替えて音が出るか出ないか判断すると良いでしょう。
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まとめ
代表的な音が出ない故障について4つあげましたが、いかがでしたでしょうか?
- ジャックの錆
- 断線
- ハンダ付けの劣化
- キャパシターの劣化
また、今回の他にピックアップの導線の断線などもあります。
今回あげた4つの可能性では、ご自身で修理することが可能です。
ただ修理に自身がない方は、リペアショップで修理を依頼するのが最善でしょう。
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