ベースの音と弾きやすさに影響する弦のゲージ(太さ)について

今回もベースの弦に注目をしていますが、弦のゲージ(太さ)はとても大事な部分です。

前回までの記事は読んでいただけましたでしょうか?

 これまでの記事→ベースの弦の構造はご存知?音にも影響する弦の構造とは?

         ベースのスケールを知らない?スケールの種類と測り方

 

弦の構造や長さもそうですが、弦のゲージ(太さ)も音色弾き心地ネックに対する負荷などに大きく影響を与えます。

ゲージについて、太いのと細いのではどの様な違いなどがあるのか、みていきたいと思います。

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ゲージ(太さ)について

 

ゲージについての表記は大まかに2種類の表記があります。

小数点以下から表示する.045、.065、.085、.105など。

または、0を省いた45、65、85、105など。

表記方法は違いますが、意味しているのは同じで単位としてはインチです。

ちなみに1インチ=25.4ミリとなりますので、弦が0.045のゲージだとすると1.142ミリとなります。

 

太さの種類

弦のブランド別に多少ゲージの表記が異なりますが、ここではダダリオの4弦ベースのセット売りになっている種類を紹介します。

細い弦から1弦→2弦→3弦→4弦のインチ表記になります。

 

弦のゲージに対する音色はどう影響する?

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ゲージが太くなることにより、弦のテンションが強くなるため弦の振動が狭くなります。

これにより、力強く低音部分が安定した音色になる傾向があります。

ドロップチューニングなどのダウンチューニングするときには、ゲージが太い弦を使うと良いでしょう。

 

逆にゲージが細くなると弦のテンションは弱まるため弦の振動は広くなります。

これにより、柔らかく伸びやかな音色になる傾向があります。

スラップやタッピングするときには、細かいニュアンスも出しやすくなるため細い弦を使うと良いでしょう。

弦のゲージに対する演奏にどう影響する?

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ゲージが太くなるとテンションが強くなるため、その分通常より押弦や弦を弾く力も強く、弾き心地は硬くなります。

ゲージが細いとテンションが弱くなるため、その分通常より押弦や弦を弾く力も弱くすみ、弾き心地も柔らかくなります。

 

まとめ

これまでテンションの言葉が多く出てきましたが、テンションゲージは深く関わっていることがわかりました。

弦を選ぶ際には好みで別れる事が多いですが、もし大幅に弦のゲージを変更する際は、トラストロッドナットの溝オクターブの調整の必要が出てきますので注意が必要となります。

 

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